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コラム コロナ禍に想う
◆毎日新聞「特集・ワイド」「現代の員原益軒」帯津医師の養生訓
―心ときめかせコロナに対抗一
=リード文=新型コロナウイルスの流行が「人生100年時代」を直撃してはや3年が過ぎた。
そんなコロナの時代、人生を楽しみたい高齢者はどのように生きればいいのか。「現代の貝原益軒」の話を聞きたくなった。帯津三敬病院(埼玉県川越市)の名誉院長で食道がんが専門の外科医。帯津良一さん(86)である。=
帯津さんが故郷の川越に帯津三敬病院を開院したのは1982年のことだつた。体と心と命を一体でとらえることを旨とし、西洋医学に中国医学や代替医療を取り込んだ「ホリスッテイック医学」を実践し、長年がん治療に取り組んできた。知る人ぞ知る名医だ。
院内で笑顔で迎えてくれた帯津さんは、86歳とは思えぬほど若々しく見え、エネルギッシュ。
本当にお万気である。新型コロナの流行でマスクが手放せなくなってしまったのではと思いきや、帯津さんはノーマスクだ。白衣も着ていないので、カジュアルで親しみやすい。「仕事中、私だけマスクをしないんです。誰も何も言いません。ただ、外出する時は変な目で見られたりすることもあるので、一応マスクは持ち歩いて、電車やタクシーなどでは着けています」
《*どうだろう、帯津さんのこの信念は。3年も経過したというのに、集まりに参加する条件として「必ずマスクを着けてください」と、先日もピース大阪の講演会を申し込んだ時、受け付けに言われた。それが参加の絶対条件だというのだ。驚いた。なんで、そんなことを押しつけるのか?参加個人の判断をどうして尊重しないのか?》
政府は3月13日からマスク着用ルールを緩和する方針だが、帯津さんはコロナ下であっても、診察室でもマスクを着用してこなかった。とはいえ、診察室に入ってきた患者が帯津さんを見た途端に慌てて外そうとすることもあるそうで、その時は看護師が「とらなくていいですよ。先生が着けていないから、あなたは着けておいた方がいいですよ」と説明している。
マスクを着けないのは、患者に対して守りの姿勢を取りたくなかったからだそうだ。こんな思い出がある。新型インフルエンザが流行した2009年のこと。帯津さんが外来に行くと、看護師全員がマスクをしていた。それを見た帯津さんは怒った。「医療は格闘技なんだ。マスクなんかして格闘になるか」。これに内科の若手医師が「タイガーマスクというぴプロレスラーもいましたよ」。その場の全員と、一本とられた帯津さんまで大笑いになり、無事に場がおさまったという。(世間の常識では、まず医者自身が率先してマスクをすべしとなる。が、帯津さんは、自分の考えで着用する。しないを決めておられる。和国秀樹医師が『マスクをはずす日のために』という著書で、コロナ明けに自己判断力が低下してしまっている方がずっと怖い、と述べておられる。政府のお達しがなければ、自分で判断しないという「習性」のようなものが、日本人の間に身に付いてしまっている、その方がコロナより怖いと。)
そういえば政府は新型コロナの感染症法上の分類を5月8日から季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げると決めたばかりである。一方で、死者数が増え、特に高齢者にそれが顕著だ。厚生労働省が公開しているデータの直近一カ月分を見ると、今年1月11日~2月7日に7464人が死亡し、このうち60代が383人、 70代が1355人、 80代が2996人、90代が2539人。死者の大半が高齢者なのだ。帯津さんは、街に人が増え、日常が戻ってきているのは好ましく思いつつ、高齢者の死者数が多いことが大いに気がかりだ。「高齢者はいろいろな疾患を持っているので、まだまだ用心L´ないといけませんね」と言うのである。
*《ここまでは、帯津さんならずとも、世間で知られたことであり、十分に気をつけていくことが重要だ。
しかし、毎日感染者数、死者数、重症者数をテレビで流しているのは、恐怖心を与えるだけではないか。それを、意図的にやっているとしか思えないのだ。となると、また言うとるわいで済まさず、「なんでそんな数値ば`かり、それも毎日毎日流すのですか」と追及しなといけないのではないか。家に開じ込めたり、面会を断ったりしておれば、感染者が減るとでも思っているのか。身内が亡くなっても、対面で最期をみとることすらできない理不尽さ。テレビでは「少ないお葬式」のコマーシャルが毎日流されている。それがどうしたというのだ。肉親との別れを納得するまでしたい、それには「小さな」も「大きな」も関係あるのか、そう文句も言いたいひとがいるに違いない。見舞いの時間すら保障されず、亡くなった場合も心からの別れもできないとは、なんという、ナサケナイにもほどがある》
さあ。ここからが帯津さんの真骨頂が出てくる。
それに耳を傾けよう。(ちょっと休憩をはさんで)
帯津さんはテレビのニュースなどを見て感じたことがある。「自然治癒力や自然に持っている免疫力を含め、心身のダイナミズムを高める生活を、専門家を含め、誰も勧めないんですよね。新型コロナのワクチンの話はいろいろするのに、です」。体だけでなく、心や命にも目を向けている帯津さんは、ワクチンはあくまで獲得免疫だという。(太字・下線の強調はシモノ`シ、以下も同じ)
高齢者にとってはおのおのが自分自身のライフスタイル整え、適度な運動をしたり、食べ物を食べたり、心に喜びを感じることなどによって、自然治癒力を高めるように努力するほうがむしろ大事ですよ、と話す。
病気を癒やす中心となるのはあくまでその人自身であり、生命が本来持っている自然治癒力が大事になるのだそうだ。
《記者は、「自然治癒力が大事になるのだそうだ」と書いているが、大事どころかそれが基本、根本であることをもっと発信してほしい。世間の人が感染を心配したり、上からの指示に従順であることにもっと疑間を感じる指摘をしてほしい。》
では、帯津さんはご自身の免疫力を上げるために何を実践しておられるか。
帯津さんが挙げた一つが適度な運動である。帯津さんは診察で立ったり座ったり移動したりとこまめに動いて、毎日のように大極拳で身体を動かすといい、患者には「適度に、こまめに動いてください」と指導するそうだ。「ウオーキングと決めて義務的に実践しなくてもいいから、日常生活で買いものにいったり、何かを片付けたり、そういう簡単なことを続ければいいんです」。加えて大事なのが「食の養生」。玄米菜食や発酵食品などもいいが、「身体にいいもの」にとらわれすぎるのは芳しくない、とも。だから、たまには好きなものを思いっきり食べることを勧める。食事を楽しみ、喜びを感じることが大事なんですよ、と帯津さん言った。
そして「心の養生」も欠かせない。帯津さんによれば、これは「暮びや心のときめき」。帯津さんは悪性黒色腫の男性患者の例を挙げてくれた。その患者は手術後、再発を防ぐために漢方薬を摂取しつつ、太極拳に励んで10年ほどで大極拳の師範を取得し、「本当にうれしそうでしたよ」。そして、帯津さんの病院での治療を卒業したそうである。人間の本性はかなしみで、「ときめき」という希望の種をまいていれば、心は明るく前向きになる。そう考える帯津さんは「患者さんには『日常の中にときめきのチャンスはたくさんありますから、必ずものにするようにといつも話しています。それだけでみなさんァご気になりますよ」と、ニッコリである。
《ここまで読んでこられて、いかがでしょう。感染者数ばかり迫っかけたり、ワクチン打ったか打たないかと、そんなことばかり気にしてるのと比べて、なんと大きなちがいだろう。そんな、ちぢこまった関心のもちかたでは、元気が出るはずがないではないか。それより、コロナ禍で始めた趣味、花や草を観賞しながらの散歩(これはというのに出合ったら写真撮影)、映画・音楽会・合唱会に出かける、ライブハウスでのセッション、カラオケなどなど、楽しもうとすれば、身近
でやれることがいろいろとある。美術館・博物館に出かけることで新鮮な感動を得る。》
帯津さんの日常を記者は聞き出している。
~~帯津さんは現在、週2日は東京・池袋にあるクリニックに出勤する。週末は講演で全国各地に出かけ、最近は韓国にもいった。午前3時半に起床し、午前5時に病院に入る。夕方には仕事の後の晩酌、そして9時には就寝する。朝食はココアー杯と昆布茶1杯。昼食はカレーライスやラーメンといった一皿料理。夕食は「今日が最後だと思って生きてるので“最後の晩さん”のつもり」といい、ビールとウイスキーとともに刺じ身、湯豆腐などを食べる。「好きなものにしか手を出しません。好きなものは体、命が要求している。好きなものを少しずつ食べています」。帯津さんは酒を適量たしなみ、休肝日はないそうだ。「働いた後の夕方の晩酌は大きな喜び。これが楽しみで暮らしているようなものです」
(これを写しながら、日野原重明先生のことを思い出した。たしか1日2食。午前中に軽い食事。たしか、野菜スープやバンだったか。夕方に少し重めの食事。)
最近、私はどうも食事の量が多い目になる。これも習慣の問題だろうし、胃が要求するというより、脳が「たくさん食べたい」と発信しているようだ。)
○
帯津さんが敬愛するのは、江戸時代の儒学者でもあり医師だった員原益軒(1630~1714年)である。彼が晩年に著した「養生訓」は、帯津さんのバイブルでもある。健康長寿の心得が書かれ、300年以上読まれ続けてきたロングセラー本だ。貝原益軒は「養生訓」の中で、人生の幸せは後半にある、そして善い行いをして健康で長生きするのが人生の楽しみだと説いた。帯津さんもその言葉をかみしめるかのように毎日を送っている。「60代、70代、80代と経験してきて、今、人生がいちばん充実しています。仕事もでき、お酒も飲める、年をとってきた方が味わいがある。」
そういえば貝原益軒もお酒をこよなく愛し、「家業に励むことが養生の道」と労働を高く評価し、200冊ほどの著作があるそうで、さながら「現代の貝原益軒」である。
「今が本当に楽しいのですよ」。おいしく飲んで食べて、心をときめかして、楽しく生きるのが一番―一。帯津さんのように、 ^度きりの人生を楽しみたいと思った。 【福田智沙記者】
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